2022.07.01
初心者におすすめ!チャールストンのやり方をexpgインストラクターが解説!
今回は、ヒップホップの様々なステップの中でも基礎ステップとなる「チャールストン」のやり方を解説いたします。
ダンス初心者が最初に取り組むべきステップですので、わかりやすく動画や画像を踏まえてお伝えしていきます!
チャールストンとは?
チャールストンは脚をツイスト(がに股と内股を交互にする)させながら軽快に踊るステップです。
その名の通り、まるで走っているかのように足を交互に入れ替えるスピーディーな動きが特徴のステップです。
最近シャッフルダンスで注目されている躍動感のある動きと言えばイメージが付きやすいと思います。
実はチャールストンの歴史は長く、諸説ありますが、今から約100年前の1923年にブロードウェイミュージカルのRunnin WildでJames P. Johnsonが歌った「The Charleston」の楽曲の中で最初に踊ったと言われています。
当時はフラッパーズ(若い女性)や同年代の若い方々が踊り、アメリカで一世を風靡しました。
今も昔も変わらず人気のステップだといえます。
ちなみに、名前の由来はアメリカのサウスカロライナ州チャールストン市が発祥であったため「チャールストン」と名づけられたと言われています。
今や様々な形に変わりながらも初心者から上級者の振り付けで幅広く取り入れられています。
誰でもできる!
チャールストンの基本的なやり方
まずは誰でも簡単にできるチャールストンの基本的なやり方をレクチャーします。
2つの段階に分けてお伝えするので、画像をみながら是非動きを真似してみてください。
1.最初は足先の動きを覚えよう
①まずはつま先立ちになり、ガニ股になります。
②同じようにつま先立ちのまま内股になります。
基本の動きはこれら①、②を繰り返すステップとなります。
※この時膝の向きを変えずに、つま先だけ方向を変えると膝を痛めてしまうため、必ずつま先と膝は同じ方向に向くように注意してください。
2.前後に動いてステップを完成させよう
①脚を一歩前に踏み出した際にガニ股になります。
この時、膝を伸ばしながらガニ股にするのがポイントです。
②軸足の膝を曲げながら内股になります。
この時、踏み出す方の脚は外から回してくるイメージです。
③脚を踏み出した際には①と同じ様にガニ股になります。
④続けて後進をする際も同様に、脚を引きながら内股になります。
⑤脚が床に着地すると同時にガニ股になります。
⑥同じ様にもう片方の脚も引きながら内股になります。
⑦最後に、脚を床に着地させながらガニ股になります。
⑧基本的には①〜⑦の繰り返しです。
上半身は普段の歩行と同じで、脚と逆側の腕を前に出します。ステップにあわせて腕を振ればチャールストンの完成です。
中級者におすすめ!
チャールストンのバリエーション3種類
基本ができたら、チャールストンの応用を試してレパートリーを増やしてみてください。
ここからはチャールストンのバリエーション3つをご紹介します。
◆サイド(横)に動くチャールストン
先ほど前進後進するチャールストンをご紹介しましたが、サイド(横)に動くチャールストンです。
サイド(横)の動きもできれば、様々な角度へステップが踏めるので、基本をマスターした次に試してみてください!
◆エンカウントのリズムで踊るチャールストン
こちらはサイド(横)のチャールストンにエンカウントを取り入れたステップです。
オンカウント以上にステップが細かくなるので、ハードルは高くなりますが、このステップができるようになると更に躍動感が増します。
最初はゆっくり始めて徐々にスピードアップするのがおすすめです。
◆上半身に動きを加えたチャールストン
上半身の動きも加えることで、大きく見栄えが変わってきます。
様々な動きを取り入れられれば更にバリエーションが増えるので、基本をマスターしたら積極的に取り入れてみてください。
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